99: 孤独な名無しさん 2016/05/02(月) 15:01:01.52
柳の木の下で会話すると魂を抜かれる。

どこの伝承・禁忌か知らないが、小学校の同級生の1人が異常に気にしていて、他人と話ながら歩いていて柳の木に差し掛かると、人をひっ叩いて口に人差し指を当てて会話を止めさせようとした。
あまりにうざいから、それを信じない同級生たちと、わざわざ柳の下座談会をやってやったw
もう知らないお前たち死ぬぞって言われたが、そりゃいつかはねえ…

100: 孤独な名無しさん 2016/05/02(月) 15:10:06.25
雨の日に柳の枝に蛙が繰り返し飛びつくモチーフからの派生かもね。
格下に自分の階層を守るノウハウを盗まれることを防ぐゲン担ぎ。下を小馬鹿にする言葉が
むしろ下に知恵をつけることになる。

社会主義の蔓延でお国が傾いてる今では、ほとんど意味のないゲン担ぎなのかもね。

信じない同級生が小作人上がりの家ばかりだったとしたら、もしかしたら。

101: 孤独な名無しさん 2016/05/14(土) 07:57:08.12
タニシを煮る時は家の中で煮てはならない。自分の家(殻)の中にいたまま煮られるタニシが縁起悪いため。

102: 孤独な名無しさん 2016/05/24(火) 10:22:09.25
大師講の日に桶屋さんと言ってはいけない
首のない桶屋が来てトントン叩き始める
もし呼んでしまったら玄関を塞いで使えなくする
桶屋さんは表で待っているので家人は勝手口から出入りすれば捕まらずに済む
家で誰か亡くなるまで玄関は塞いだままにする

103: 孤独な名無しさん 2016/05/27(金) 17:03:47.18
桶屋さああああああああああああああああああああああああんんんっ!!!!!!

104: 孤独な名無しさん 2016/05/28(土) 14:39:07.53
たまに玄関らしき場所が締め切りで物置になっていて他のところから
出入りしている家を見かけるが、そういう理由があったのか(愛知県)

105: 孤独な名無しさん 2016/07/21(木) 02:10:16.73
ヘビを白く塗ってはいけない

106: 孤独な名無しさん 2016/07/22(金) 19:09:08.27
何の本に書いてあったかは忘れたけど、実家に近い町(中学校は同じになるくらい)の話
大阪市城東区の鴫野には、昔おなおさんという狐がいた
これが神様的なものなのか実在の狐だったかは知らないが、
人々はそれぞれ「おなおさんはどこそこにいた」「おなおさんはどこどこの橋にいた」
と、自分達の住んでいるところにおなおさんがいたと主張し合っていた模様
姿の美しく心の優しい狐で、町のアイドルだったらしい
七匹の子がいたとも
たぶん現在は全く語られてないこの話

107: 孤独な名無しさん 2016/07/22(金) 19:14:03.37
書いてて思ったけど、
もしかしておなおさんは「お七尾さん」だったのかな
七匹の子がいるし
生きてる動物じゃなくて、神様だったのかも

108: 孤独な名無しさん 2016/07/24(日) 01:38:09.56
年末に近くの神社で小さい「みそか払い」をもらってきて(今は買う)、
門や玄関脇に立てる地域がある。千葉県

109: 孤独な名無しさん 2016/07/26(火) 01:57:38.43
東京町田市も「みそか払い」をまだやってるよ。
立てる場所は、T字路か三叉路が多い気がする。

110: 孤独な名無しさん 2016/10/06(木) 23:01:54.32
鹿児島県出水郡獅子島

室町時代に島津氏に攻められ薩摩領となった際に、
当時の領主 獅子谷七郎が、雉の羽で出来た矢で撃たれた傷が元で亡くなった
その際、七郎が「雉さえいなければ負けなかったものを」と雉を呪ったため以後島に雉は飛んで来ず、
また島民は雉を食べるとお腹を壊すようなったそうです

111: 孤独な名無しさん 2016/10/06(木) 23:29:46.75
訂正
>また島民は雉を食べるとお腹を壊すようなったそうです
島民は雉を食べると死ぬと伝えられています

ちなみに平成になってから雉を食べた男性がいますが、お腹を壊したそうです
他所から嫁に来た人はセーフ。その子供はアウト
他所に嫁に行った人はアウト。その子供はセーフと言われています

嫁に行った者の子ですが、念のため雉は食べたことはありません。

112: 孤独な名無しさん 2017/04/22(土) 02:46:49.35
祭の前日は日没後は必ず襖をきっちり閉めた部屋で過ごし、朝になるまで決して外に出てはいけない。外に出るとヒノメ様に連れていかれるから。

113: 孤独な名無しさん 2017/04/23(日) 03:38:09.02
関東人を家に上げると出世しない

114: 孤独な名無しさん 2017/05/03(水) 16:30:09.22
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1493712574/21
爺ちゃんが
夜に口笛吹いたら
よごえはっちょうがくるゾ
って言ってたな
よごえはっちょうって何だよって
ガキの頃はビビってたw

115: 孤独な名無しさん 2017/05/03(水) 17:51:03.42
>>114
泥棒の合図が口笛だったって聞いたことあるよ

116: 孤独な名無しさん 2017/05/03(水) 18:31:19.11
わしゃあ子供の頃、夜に口笛を吹くと蛇が来ると聞いた

117: 孤独な名無しさん 2017/05/03(水) 19:07:53.11
あ、人さらいの合図だったかも

118: 孤独な名無しさん 2017/05/17(水) 03:20:07.99
「夜爪を切ってはいけない」
昭和になってから全国的に普及し、平成には廃れた民俗みたいだな。

119: 孤独な名無しさん 2017/05/17(水) 10:38:29.00
>>118
普及したのは江戸時代だぞ

120: 孤独な名無しさん 2017/05/18(木) 14:51:48.74
>>119
そういうことが書かれている文献など、もう少し具体的に教えて下さい。

121: 孤独な名無しさん 2017/05/18(木) 15:16:24.83
江戸時代ってどうやって爪を切っていたのだろう
爪切りはないとしてはさみは普及していたんだろうか
まさか包丁や鎌で?

122: 孤独な名無しさん 2017/05/18(木) 22:10:10.72
切るんじゃなくて石で削るんだよ

123: 孤独な名無しさん 2017/05/19(金) 00:33:58.62
>>122
そういうことが書かれている文献など、教えて。.

126: 孤独な名無しさん 2017/06/01(木) 10:26:21.37
岩手から来た人で自分も他人にも、もともかく室内では爪を切らない切らせない と拘る人がいたが、あちらにある風習?

136: 孤独な名無しさん 2017/06/17(土) 11:29:37.23
>>126
うち石川だけど
夜に爪を切ると、親の死に目に会えないとか言うな

まあ、昔は夜は暗かったから、切ると危ないよってことなのかもね、と自分や友人は言ってた
普通に今は電気で明るいから、夜に爪は普通に切るよ

127: 孤独な名無しさん 2017/06/02(金) 01:12:00.84
昭和の全国区の風習でしょ

130: 孤独な名無しさん 2017/06/02(金) 07:46:41.72
>>127いや、けっこう室内でチリ紙敷いたりした上で普通に爪切りしていた
昭和の関東だけど

132: 孤独な名無しさん 2017/06/02(金) 10:22:36.89
>>130
それは迷信を気にしないというだけでは?

128: 孤独な名無しさん 2017/06/02(金) 07:35:10.22
子どもが1歳になるくらいの時かな
でかいお餅を背負わせて歩かせるってのやってた

お餅が重いからほとんどの子は泣いちゃうんだ

この風習の理由も聞いた気がするけど、最後に見たのは10年以上前だからよく覚えてない

409: 孤独な名無しさん 2020/09/07(月) 22:36:11.12
>>128
岩手だが今でも普通にやってる。
一歳になったら一升餅を背負わせて歩かせるの。
大抵の子供は転んでしまうんだが、まれに走り出す力の強い子供がいる。
その場合はワザと転ばすの。そうしないと家を出て行ってしまうという言い伝えあり。

133: 孤独な名無しさん 2017/06/02(金) 12:32:37.65
俺の知る爪切りの禁忌は「夜に爪を切るな」だけだったな
周囲の人々も普通に家の中や校内で爪切りしていた
ちな九州出身関東育ち

134: 孤独な名無しさん 2017/06/03(土) 23:37:48.53
夏に産まれた子供は1回捨てられて、もう1度拾うという風習がある。
夏のお産は苦しいかららしいが、昔は夏にお産した後は若くして死ぬ場合が
多かった。

135: 孤独な名無しさん 2017/06/08(木) 21:36:54.04
霊柩車を見たら親指を隠す。親の死に目に会えなくなるから

137: 孤独な名無しさん 2017/06/17(土) 12:32:40.40
父側京都、母親側熊本・高知、私は大阪出身。

○夜に爪を切ると親の死に目に会わない
○夜に口笛を吹くと蛇が来る
○(ドラえもんみたいに)押し入れで寝たらムカデが来る
○朝蜘蛛は殺してはいけない
○ご飯粒を残すと目がつぶれる
○夜の山や川と海に行ってはいけない
○海に泳ぎにいくのは10時過ぎてから3時まで
○墓参りは十五時以降行かない

こうみてみると、大体ただの躾?だねw小さい頃は怖がってたのにな~

138: 孤独な名無しさん 2017/06/17(土) 16:34:12.22
>>137
そう 危険な事を戒める為の分り易い躾だと思う

139: 孤独な名無しさん 2017/06/17(土) 22:58:27.48
俺の故郷の村にあるのは、『夜に蛇巻岩に座るな』っていうのだったな……。
蛇巻岩っていうのは、村にある蛇がトグロを巻いたような紋章がある岩でな 。
それに夜に座ったら、大蛇に喰われるっていう話を婆ちゃんから聞いた事がある。

143: 孤独な名無しさん 2017/10/05(木) 07:05:02.13
神主をやってるんだが
地鎮祭で出向く時まあ地域性でやり方が所々違うみたいなんだけどなかでも
鎮物がいろいろある
四隅に水晶を埋めるとか
女の髪の毛を人柱として埋めるとか
他所の営業さんや施主さんがくるとその話を聞かせていただく

148: 孤独な名無しさん 2017/10/15(日) 07:31:21.75
火葬場に向かう途中
兵庫出身者が妊婦にあなたは行ってはいけないと言っていた

149: 孤独な名無しさん 2017/10/15(日) 10:39:39.11
>>148
気分的にはわかるような気がします。

152: 孤独な名無しさん 2017/11/13(月) 20:32:52.50
夜の口笛、爪切りの禁忌は全国的だな

153: 孤独な名無しさん 2017/12/05(火) 03:11:13.72
鼻の頭に赤い傷を作ると収入が激減すると聞いたことがある
@四国

154: 孤独な名無しさん 2017/12/05(火) 10:43:06.15
鼻や顔の中心部に出来るメンチョウはヘタにいじると命に関わると教えられたりする

155: 孤独な名無しさん 2017/12/11(月) 01:52:05.80
↑結構、広いエリアでそう言われていると思う。

156: 孤独な名無しさん 2017/12/21(木) 14:54:57.72
九州出身だが親からそう言われた

157: 孤独な名無しさん 2017/12/21(木) 17:49:33.12
メンチョウがわからん

158: 孤独な名無しさん 2017/12/28(木) 22:42:53.71
爪ってのはケガレが入りやすい場所だから、太陽のちからが衰える夜はケガレが入っていけない説

夜爪=世詰めに繋がり、寿命を縮める説

159: 孤独な名無しさん 2017/12/28(木) 23:07:32.27
人間の肉体はまだ石器時代のさらに前の採集狩猟時代からそれほど進化していない
その時代は刃物がないので加工に爪を使い爪のけがが多い
爪を使わないでよく寝て治す

160: 孤独な名無しさん 2017/12/29(金) 01:43:29.29
新しい視点が出たな

161: 孤独な名無しさん 2017/12/29(金) 11:05:39.72
出爪(出掛ける途中で爪を切る)、朝爪(朝の出掛ける前に爪を切る)のも
よくないって聞いた事あるよ

164: 孤独な名無しさん 2017/12/29(金) 15:46:33.63
>>161
朝出掛ける前、つまり労働するということはケガレ=毛枯れ、さらに出掛けるつまり境界の外に出るケガレですから、様々なケガレを持ち込まないためでしょう

162: 孤独な名無しさん 2017/12/29(金) 15:22:09.23
◯◯に爪を切ると親の死に目に逢えないってのは
昔の城とかの詰め切り番(詰番)からきてる
城や砦の見張りの仕事は勤務中は例え親が死んでも離れる事は出来なかったため

163: 孤独な名無しさん 2017/12/29(金) 15:43:34.98
よく見えなくて危ない時間帯に切るなって事だろ

166: 孤独な名無しさん 2017/12/29(金) 22:54:51.37
夜爪は単に危ないから暗い夜に切るなってだけの話がどんどん盛られていった感がある
他の言い伝えにも言えることだけど

167: 孤独な名無しさん 2017/12/30(土) 11:32:08.81
そもそも爪を切るようになったのは明治あたりからだろ

169: 孤独な名無しさん 2017/12/31(日) 00:53:14.18
そもそも農家が刃物を持てるようになったのはいつ頃なのだろう
鎌、包丁、どちらかがなければ爪は切れない
刀でもできるか
ハサミの普及はかなり後でしょう

170: 孤独な名無しさん 2018/01/29(月) 13:16:50.24
確かに農家の殆どが鋏を持つようになったのは、かなり後年のように思える

引用元: 地方の不思議な言い伝えや禁忌があったら教えてくれ